ウィークエンドシトロン



国産レモンの時期もそろそろ終わり。

今シーズン、何度も焼いたウィークエンドシトロン・・・一度その方法で作って美味しかったからという理由で、その後も焦がしバターを使ってジェノワーズ法で焼いていました。

でも作り方を変えると、仕上がりにどんな違いが出るのか試してみたくて、今回はシュガーバッター法で焼いてみる事に。

シュガーバッター法は、クリーム状にしたバターに、砂糖、卵、粉類を順に加えていく、オーソドックスなパウンドケーキの作り方で、口当たりもしっとりしています。

ジェノワーズ法で焼いた時は、バターの香りがしっかりとし、ふわっと軽い感じの口当たりに。

焼菓子にしっとり感を求める方は、シュガーバッター法で焼いたものを好むかもしれません。

そして私もどちらかというとそちらに一票かな。




同じケーキでも作り方を変えてみると、風味や口当たりなどの違いを知る事が出来て勉強になります。

今回使った器は、数年前に出会ったピションの深皿。

肉厚でありながら淵のデザインが繊細で、黄釉薬の美しさに惹かれます。

盛り付けるものが映える、雰囲気のある器です。

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